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自然素材の家に使用される素材の種類

目次

無垢材

木本来の香りやデザインを長く楽しめる

無垢材は自然からそのまま切り出しており、天然木がもつ本来の味わいや香りを楽しむことができます。

時間が経つにつれ、色味や木目の表情が変わっていく様子を堪能できるのも無垢材ならではの魅力。他に同じものがない一点物の素材として、長く愛着を持つことができます。

衝撃に弱く傷がつきやすい

一方で、無垢材は化学物質などで保護されていないため、傷がつきやすいのが難点です。ただし、集成材と比べると、無垢材は下地が変わらないためそこまで傷が目立つことがありません。

また、水に濡れると反りなど変形が起きやすくなるため、水回りに使用する際はウレタン塗装などの加工が必要です。

珪藻土

室内の湿度を快適に保ってくれる

珪藻土には微細な孔(あな)が無数にあり、これが湿気を吸収・放出する調湿の役割を果たします。そのため、室内の湿度を適度に保ち、結露やカビの発生を抑制。さらに、湿気と同時にイヤな臭いも吸収するため、消臭にも効果的です。

また、珪藻の融点は約1,250℃(※)と耐火性が高く、延焼被害の抑制も期待できます。

※参照元:OKUTA公式HP(https://em-k.jp/kouka-3.html)

壁をこすってしまうと粉が落ちる

擦ると粉がボロボロと落ちる性質があるため、家具などぶつけた衝撃で壁が剥がれることがあります。壁際に家具を設置する際は注意が必要です。また、水分を吸収する力も強いため、飲み物などこぼすとシミにもなりやすいです。飲み物をこぼした際は、すぐに拭き取るようにしましょう。

漆喰

ホコリが付きづらくお手入れが楽チン

漆喰は城かべにも使われており、100年もつと言われるほど耐久性の高い素材です。静電気を帯びない性質のため、ホコリが付着しづらい特性があります。汚れが付いてもその上から上塗りすればよいのでメンテナンスも楽です。

漆喰にも珪藻土と同じく微細な孔があるため調湿効果も期待できます。

施工に手間とコストがかかる

下塗りの後に上塗りをするなど施工に手間や時間がかかるため、コストが高めであることがデメリットとして挙げられます。ただし、一度施工すれば、ビニールクロスのように何度も貼り替える必要がないので、長い目で見ればコスパがいい素材と言えるでしょう。

天然石

高級感や重厚感を演出することができる

天然石は、石の種類が多いため独特のデザインを楽しめるのが魅力です。大理石のような天然石は磨きをかけることで輝きが増し、高級感を演出することもできます。

また、硬さがあるため、木のフローリングよりも椅子を引いた際など傷がつきにくく、掃除がしやすいのもメリットと言えるでしょう。

床材に使用すると足元が冷えやすい

ただし、金属のような硬いものを落とすと割れてしまうリスクが否めません。割れてしまうと部分的な補修がしづらく、全面補修となると意外にコストがかかります。

また、天然石は熱を伝えづらい特性があるため、床材として使用する際は冬場に冷たく感じてしまうのもデメリットとして挙げられます。

セルロースファイバー

断熱性が高く防虫効果も期待できる

セルロースファイバーは、新聞紙や段ボールなどのパルプとホウ酸を主原料とした断熱材です。壁や床など隙間なく敷き詰めることで、高い断熱性を発揮します。

また、防虫剤にも使用されるホウ酸が含まれていることから、シロアリやゴキブリなどの防虫効果も期待できます。

材料費や施工コストが高めになる

セルロースファイバーは、一般的な断熱材であるグラスウールと比べると流通量が少ないため、材料費が高い傾向にあります。

また、施工に手間もかかるため、さらにコストアップしやすいのも難点です。施工に手間がかかる分、通常よりも工期が長くなってしまいます。

編集チームまとめ

自然素材の家に使われる素材にはさまざまな種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。建てた後で後悔しないためにも、メリットだけでなくデメリットも把握した上で、どの自然素材を使用するか検討することが大切です。

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