東京都で自然素材の家を建てる前に知っておきたいのが、住宅を建てるエリアの治安や環境ですよね。このページでは、東京都の治安や子育て制度、自然環境について簡単にまとめました。子育て世帯向きだと考えられる5つの区も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
東京都の治安に関しては、エリアによって異なります。令和5年に発表された警視庁の資料によると、犯罪発生率が低かったのが杉並区や世田谷区、練馬区、文京区、目黒区となっています。繁華街や歓楽街が多いエリアは治安が悪い傾向にありますが、逆に閑静な住宅街が多いエリアは比較的治安は良いようです。
東京都では、協賛店からお得なサービスが受けられる「子育て応援とうきょうパスポート事業」や、子どもの一時預かりや送迎を支援する「ファミリー・サポート・センター事業」など子育て制度を実施しています。
公共施設や商業施設に対して授乳室やおむつ替えスペースの設置を推進するなど、子育てしやすい環境づくりにも力を入れています。
東京都の中でも自然が多くて有名なのが世田谷区です。大規模な公園が多く、多摩川沿岸にはスポーツもできる緑地が点在。
練馬区も練馬城址公園をはじめ、石神井公園や城北中央公園などがあり、緑豊かなエリアとして知られています。この他、三鷹市や立川市など都内でも自然を感じられるエリアは意外と多くあります。
東京都内の各自治体でも子育て支援に取り組んでおり、様々なサポートを提供しています。ここでは、東京23区の中から子育てしやすさに着目し、子育て世帯向けの制度や取り組みを行っている5つの区をご紹介します。
託児機能付きのワークスペースの設置や、フィンランドの子育て制度をモデルにした「世田谷版ネウボラ」など子育てのサポートが充実しています。大使館が多いことから厳重な警備が入っており、治安も良いエリアです。
学校や体育館、図書館などの教育施設が多く、「子育て応援券」や「子ども・子育て会議」など独自の子育て支援制度も充実しています。身近に「杉並アニメーションミュージアム」など気軽に遊びに行ける施設が多いのも魅力です。
自然が多く都心へのアクセスも良いことから子育てしやすいのが練馬区です。歓楽街が少ないため比較的治安が良いエリア。第3子誕生祝金や、待機児童対策として居宅訪問型保育事業など独自の子育て支援制度を多く導入しています。
女性に優しい街づくりに力を入れており、子育用の相談窓口の設置など各種子育て支援も充実させています。池袋から少し離れたところに閑静な住宅街も点在しており、特に若い子育て世帯に人気があるようです。
富裕層の子育て世帯に人気のあるエリアです。医療機関や教育施設が多く子育てしやすい環境が整っています。出産育児一時金が最大73万円(※)と都内でもダントツの支給額に加え、2人目の子どもは保育料が無料となる点も見逃せません。
エリアによって異なりますが、東京都には治安が良く自然も多いエリアが多数あるのが特徴です。東京都が主体となって実施している子育て支援制度に加え、区によっても独自の子育て支援を導入し、子育て世帯のサポートに取り組んでいます。家を建てる際は住みやすさにも着目して土地選びするのがおすすめです。
新しく自然素材の家を建てるなら、省エネ基準に適合した暮らしやすい家が良いですよね。そこで、一定の住宅性能(ZEHレベル(※)・耐震等級3)を持ちつつ、自然素材を使った家を建てられる会社に着目。
一定の住宅性能を担保したうえで“もっとも優先したいこと”を形にでき、家族との健やかな暮らしを叶えるおすすめの工務店・ハウスメーカーを3社紹介します。
※このメディアでは、エアコンや床暖房などの電気使用量を抑えられる気密性と断熱性を兼ね備えた家を「ZEHレベル」の家と定義しています。