珪藻土には無数の孔があり、それが水分を吸ったり吐いたりすることで調湿効果や消臭効果を発揮。湿度を人が快適と感じる40~70%(※)に調節してくれると言われています。また、ブツブツとした形状をしており、特徴的な質感を演出することも。耐熱性も高く、延焼による被害の抑制も期待できるでしょう。
ナチュラルな暮らしを希望する施主様の要望に応えて、壁や天井に珪藻土、床にアカシアの木材など建材に自然素材が取り入れられています。また、中庭と各居室がつながっており、外からのプライバシーに配慮しながら、日差しや風を取り込めるよう設計されているのもポイントです。
シンプルながらも個性的な外観の建物。プライバシーに配慮して外壁を高くしています。
中庭に面したLDKは、アカシアのフローリングに珪藻土の壁を合わせています。
アートギャラリーのような佇まいの階段は、上部から降り注ぐ光の演出が印象的。
和モダンな造りのこちらの住まいは、壁材に珪藻土が使われています。品の良い美しい白壁は、日本の奥ゆかしい伝統美を感じるデザインにもぴったり。この他にも床にカラマツや天井に葦、家具にサクラ材など、伝統的な日本家屋に縁の深い自然素材が居住内に多く使われています。
瓦の屋根と格子戸を配した表構えが、格式高い日本の伝統美を感じさせます。
障子から差し込む柔らかな光が、モダンなリビングをやさしく包み込んでくれます。
簾戸や欄間、下地窓など日本の伝統的な建築様式が随所に取り入れた和室。
段差のない玄関や出入りのしやすい引き戸など、高齢者の方が安心して暮らせるバリアフリー仕様となっています。さらに、フローリングに無垢の檜板や杉無垢でできた家具、壁材には珪藻土など、体にもやさしい自然素材をたっぷりと使用。まるで森の中にいるような心地良い空間が広がっています。
無垢木をたっぷりとあしらった陽だまりのリビングルーム。
段差をなくしたバリアフリー設計で、高齢な家族も安心して過ごせます。
白塗りの壁が美しい外観。木の門扉が好アクセントとなっています。
珪藻土はビニールクロスと違って独特の質感があるため、室内の雰囲気をグッとお洒落に演出してくれます。無垢材や天然石など、他の自然素材との相性も良く使いやすいのが魅力。スタイリッシュ、ナチュラル、和風など様々なデザインにも合わせやすい自然素材だと言えるでしょう。
このメディアでは、東京都で自然素材の家を建てられる工務店・ハウスメーカーを紹介しています。どういった家を建てたいのかといったこだわりから選べるおすすめの3社を掲載しているので、ぜひ自分たちの理想のお家を建てる参考にしてください。
新しく自然素材の家を建てるなら、省エネ基準に適合した暮らしやすい家が良いですよね。そこで、一定の住宅性能(ZEHレベル(※)・耐震等級3)を持ちつつ、自然素材を使った家を建てられる会社に着目。
一定の住宅性能を担保したうえで“もっとも優先したいこと”を形にでき、家族との健やかな暮らしを叶えるおすすめの工務店・ハウスメーカーを3社紹介します。
※このメディアでは、エアコンや床暖房などの電気使用量を抑えられる気密性と断熱性を兼ね備えた家を「ZEHレベル」の家と定義しています。