土間は、屋内でありながら土足のまま使える外と中の中間領域として、暮らしの幅を広げてくれる空間です。靴の脱ぎ履きが不要な分、帰宅動線がスムーズになり、ベビーカー・アウトドア用品・子どもの外遊び道具なども汚れを気にせず置けます。
土間は収納だけでなく、DIY・自動車整備・観葉植物の手入れ・ペットの足洗いなど、多目的に使えるのも魅力です。自然素材の家と組み合わせることで無垢材や漆喰の質感が引き立ち、土間の素朴さが上質な抜け感として映えます。
高気密・高断熱とパッシブ設計をベースに、自然素材の心地よさと土間のある暮らしを両立させた住まいです。無垢材と塗り壁に包まれた室内は、家族の成長や暮らしの変化にも柔軟に寄り添う、のびやかな住環境を実現しているでしょう。

パインの無垢フローリングと自然素材の塗り壁で仕上げた室内に、リビングと一体化した広い土間を配置しています。床材を切り替えながらも空間のつながりを保ち、家族の気配を感じられる伸びやかな間取りが魅力です。

玄関から続く土間は可動棚やベンチを設け、収納と居場所を兼ねた多目的空間に。自然素材のやさしい質感と相まって、靴の脱ぎ履きや身支度だけでなく、ちょっと腰掛けて過ごせる居心地の良さも備えているでしょう。

将来2部屋に分けられる設計とし、成長に合わせて使い方を変えられる子ども部屋。無垢材の床と自然素材の仕上げが、家族の時間をやさしく包み込み、長く安心して使える空間に仕上げています。中間に柱を設けていないので、のびやかに過ごしやすいです。
築20年の2×4工法による二世帯住宅を、構造検討を重ねて大胆に再構成したフルリノベーション事例です。珪藻土や無垢材など自然素材を取り入れ、土間や造作家具が暮らしに溶け込む、心地よさと個性を兼ね備えた住まいに仕上げています。

自転車を室内に置けるよう、玄関にゆとりある土間スペースを確保。階段跡にはシューズクロークを設け、コートや靴をまとめて収納できる動線を整えています。換気にも配慮するなど、実用性の高い玄関空間を実現しているのがポイントです。

ダイニングキッチンとアールの開口部でゆるやかにつながるリビングは、ソファに座ると庭の緑を楽しめる配置に。TVラックや背面収納はアンティーク家具に合わせて造作し、空間全体の統一感を演出。視線の抜けと素材感が、くつろぎの時間をより豊かにしています。

無機質になりがちなステンレスに木の質感を重ねることで、空間全体に温かみをもたせたオーダーキッチン。背面収納は鏡面仕上げとし、庭の緑を映し込むことで視覚的な広がりを演出しています。機能性とデザイン性を両立した、住まいの中心となる場所です。
土間とは、住まいの中に設ける床を張らない土足スペースを指します。外と屋内をゆるやかにつなぐ場所として玄関周りに設けられ、コンクリートやモルタル、タイルなどで仕上げるのが一般的です。 近年は、ライフスタイルの多様化によって玄関土間を広げて収納にしたり、リビングの一角を土間にして外と一体感を持たせたりと、用途に合わせた土間の取り入れ方が増えています。なお、土間も建築基準法上は床面積に含まれるため、広さは計画的に検討しなければなりません。
土間のメリットは、まず汚れに強く掃除がしやすい点です。泥の付いた靴や雨の日の傘、子どもの外遊び道具などを気兼ねなく置けて、掃き掃除や拭き取りで手入れもしやすくなるでしょう。
また、土間は収納力の底上げにも直結する点が魅力です。靴・コート・ベビーカー・自転車など、居室に持ち込みたくない物の置き場を確保すれば、室内が散らかりにくくなります。
さらに、土間は多目的スペースとして活躍し、家族の過ごし方を増やしてくれるのもポイントです。素材面では、コンクリートやタイルは風通しの計画と組み合わせることで、体感的な涼しさにつながります。
自然素材の家の場合、無垢材・漆喰などの質感と土間の素材感が引き立て合い、機能とデザインを両立しやすいでしょう。
土間のデメリットとして、まず冬場の底冷えが挙げられます。土間は地面に近く熱伝導率の高い仕上げ材を使うことが多いため、断熱計画が弱いと冷気が上がる原因に。そのため、基礎断熱や建具での仕切り、必要に応じた床暖房・局所暖房などの対策が必要です。
また、土間は湿気がこもりやすいケースも。結露やカビを防ぐには、窓・換気扇・通風などの換気計画を前提に調湿しやすい自然素材を使用するなどが効果的です。
さらに、土間と居室の間には段差が生じやすく、子どもや高齢者のいる家庭では転倒リスクへの配慮が必要となるでしょう。段差を低く設計する、腰掛けになる高さにする、動線を分けるなど、暮らしに合わせた設計で後悔するポイントを潰しておくのがコツです。
東京で土間のある家を計画する際は、限られた敷地で床面積をどう配分するかを考えるのが重要です。土間も床面積に含まれるため、土間の使用目的を先に決め、必要な広さを見極めましょう。
また、都心部は温湿度差が出やすく、土間は冷気・湿気の影響を受けやすいため、断熱と換気のセット設計が欠かせません。自然素材の家は快適性を高めやすい一方、仕上げ材の特性を理解して使いましょう。
さらに、長く住む前提なら、性能面だけでなく保証や点検体制もチェックしてください。
土間は、住まいに使い道の余白を生み出し、収納・趣味・家事動線まで暮らしを柔軟にしてくれます。自然素材の家と組み合わせれば、素材感が引き立ち、機能だけでなく空間の心地よさも高めやすいでしょう。
一方で、寒さ・湿気・段差などの注意点もあるため、断熱や換気、動線計画を前提に検討することが大切です。
このメディアでは、東京都で自然素材の家を建てられる工務店・ハウスメーカーを紹介しています。どういった家を建てたいのかといったこだわりから選べるおすすめの3社を掲載しているので、ぜひ自分たちの理想のお家を建てる参考にしてください。
新しく自然素材の家を建てるなら、省エネ基準に適合した暮らしやすい家が良いですよね。そこで、一定の住宅性能(ZEHレベル(※)・耐震等級3)を持ちつつ、自然素材を使った家を建てられる会社に着目。
一定の住宅性能を担保したうえで“もっとも優先したいこと”を形にでき、家族との健やかな暮らしを叶えるおすすめの工務店・ハウスメーカーを3社紹介します。
※このメディアでは、エアコンや床暖房などの電気使用量を抑えられる気密性と断熱性を兼ね備えた家を「ZEHレベル」の家と定義しています。