パントリーは、食品や飲料、日用品のストックをまとめて保管できるキッチン周りの収納スペースです。まとめ買いや備蓄がしやすくなるため、キッチンをすっきり保ちながら、毎日の家事を効率よく進められる点が魅力でしょう。食材の在庫が一目で分かれば、買い忘れや重複購入も減らせます。
注文住宅であれば、キッチンの背面に壁面収納として設ける・小部屋のようなウォークインにする・玄関とつなげて通り抜けられるようにするなど、暮らし方に合わせた設計が可能です。自然素材を取り入れた家なら、無垢材の棚や珪藻土の壁に囲まれた、見た目にも心地よいパントリーをつくれるでしょう。
木の温もりを感じる無垢材の床や木目調のキッチンに、グリーンのタイルが彩りを添える施工事例です。キッチン背面のカウンター収納に加え、独立したパントリーを設けることで、食材や調理器具を整理しやすくしています。吊り棚を設けず収納場所を分けることで、キッチン周りの生活感を抑え、すっきりとした印象に。自然素材の風合いと日々の使いやすさを大切にした住まいです。

木目調のキャビネットやグリーンのタイルが調和するキッチン。背面収納に加えて独立したパントリーを設けることで、食材や調理器具をすっきりと整理できます。吊り棚を設けず、生活感を抑えた開放的なキッチンを実現しています。

木の温もりを感じるフローリングと白い壁が調和した、開放感あふれるリビング。高窓から自然光を取り込み、外部の視線を遮りながら明るさを確保しています。冷暖房効率にも配慮し、快適性と開放感を両立した空間です。

無垢材のフローリングやナラ材の框が木の温もりを感じさせる玄関ホール。自然素材の風合いとアイアンの手すりを組み合わせたストリップ階段が、開放感とスタイリッシュな印象を演出しています。木の質感を生かした落ち着きのある佇まいも魅力です。
キッチンの隣に、勝手口へ続くパントリーを設けた施工事例です。木の梁や無垢の床、塗り壁に囲まれた空間に、薪ストーブのあるLDKが調和し、収納も暮らしも心地よくまとまっています。

パントリーには、高さを調整できる可動棚を備えています。木の棚板が並ぶ壁面には、缶類や消耗品のストックもすっきり収まります。勝手口から土間を通って直接運び込めるため、買い物や重い荷物の出し入れもスムーズです。

木の天井と無垢の床、白い塗り壁に囲まれたキッチン。壁際には造作の収納カウンターと作業台が並び、サブウェイタイルが空間のアクセントです。自然素材の温もりと使いやすさを両立した、居心地のよいキッチンに仕上がっています。

勾配天井に木の梁が走るLDKには、炎が楽しめる薪ストーブを設置。キッチンとダイニングが対面でつながり、家族の気配を感じられます。光が差し込む無垢の床と木の建具が、やわらかな雰囲気を生み出しています。
パントリーとは、キッチンの一部やその近くに設ける、食品や調理器具などの収納スペースです。食品庫と呼ばれることもあります。パスタや缶詰、調味料、飲料など常温で保存できるものに加え、使用頻度の低い調理家電や、キッチンペーパー・洗剤といった日用品の置き場としても活用されています。
水や保存食などの備蓄品をしまう場所としても役立ちます。普段使う食品を多めに買い置きし、使った分だけ買い足す「ローリングストック」も実践しやすくなり、災害への備えを日常に取り入れやすいでしょう。
パントリーは、大きく「壁付け(壁面)」「ウォークイン」「ウォークスルー」の3タイプに分けられます。壁付けタイプは、キッチンの背面や横の壁に棚を設けるもので、省スペースで調理中にも手が届きやすいのが特徴です。扉を付けるか、オープン棚にするかで印象も変わります。
ウォークインタイプは、人が中に入れる出入口ひとつの小部屋型で、収納量を確保しやすく、大きな荷物も置きやすいタイプです。ウォークスルータイプは出入口を2か所設け、通り抜けられるようにしたもの。キッチンと玄関をつなげれば、買い物帰りの荷物をそのまま運び込める動線になります。ただし、広さと間取りの工夫が必要です。
パントリーのメリットは、食品や日用品のストックを1か所にまとめて管理できる点です。収納量が増えるため、飲料や缶詰を箱ごと購入しても置き場所に困りません。何がどれだけあるのかを把握しやすくなり、賞味期限の確認もしやすくなります。
また、キッチンの作業台やカウンターに物が集まりにくくなり、調理や片付けのスペースを広く使えます。使用頻度の低い調理家電や来客用の食器をしまえば、LDKの見た目も整うでしょう。自然素材の家なら、棚板に無垢材を使うなどして、収納スペースにも温もりを取り入れられます。
パントリーはその分の床面積が必要になるため、広く取りすぎると、キッチンやリビングなど他の空間を圧迫するおそれがあります。また、食品のストックが少ない家庭では、使いこなせず無駄なスペースになる可能性も。そのため、何をどれくらい収納するのかを事前に具体的にしておくことが大切です。
さらに、収納のルールを決めずに物を詰め込むと、物置のようになってしまいます。キッチンから遠い場所や奥行きが深すぎる棚は、取り出しにくさにもつながるでしょう。湿気やにおいがこもりやすい点にも注意が必要で、換気や調湿への配慮を含めて計画すると、長く使いやすいパントリーになります。
まず、収納したいものと量を書き出し、それに合わせて広さを考えましょう。ウォークインタイプの広さは1〜2畳程度が目安で、4人家族でキッチン用品が中心なら0.5〜1畳程度で足りる場合もあります。棚の奥行きは30〜45cm程度にすると、奥の物も見やすく取り出しやすいとされています。通路幅は60cm程度あると、無理なく行き来できるでしょう。
配置は動線から考えるのが基本です。調理中によく使うなら、キッチンのすぐ隣が便利です。買い物の荷物を運ぶ機会が多いなら、玄関とつなぐ計画も向いています。棚は高さを変えられる可動棚にしておくと、収納する物が変わっても対応しやすくなります。
収納は、上段に軽くて使用頻度の低い物、目線から腰の高さに日常的に使う物、下段に飲料や缶詰などの重い物を置くと使いやすくなります。重い物を置く棚は、棚板の強度も確認しておきましょう。コンセントは後から増やしにくいため、セカンド冷蔵庫やコードレス掃除機の充電を想定するなら、設計段階で位置を決めておくのがおすすめです。
東京でパントリーのある自然素材の家を建てる場合は、まず収納する物と量を明確にして、必要な広さを見極めることが大切です。都市部では敷地や床面積に限りがあるため、パントリーを広く取りすぎると、LDKや居室とのバランスが崩れかねません。壁付けタイプなら0.5帖ほどのスペースからでも取り入れやすいでしょう。
また、家族の買い物スタイルに合わせて動線を考えましょう。まとめ買いや宅配の受け取りが多いなら玄関からつながるウォークスルー、キッチン周りの整理が目的なら壁面収納やウォークインが選択肢です。棚や床に無垢材、壁に珪藻土といった自然素材を取り入れれば、収納空間も落ち着いた雰囲気に仕上がります。湿気がこもりやすい場所だからこそ、換気計画とあわせて素材を選びましょう。
パントリーのある自然素材の家は、食品や日用品のストックをまとめて収納でき、キッチンをすっきり保ちながら家事の効率も高められる点が魅力です。無垢材や珪藻土などを取り入れれば、収納スペースまで心地よい空間になります。収納する物・タイプ・動線・棚の寸法・換気や設備を整理し、暮らしに合うパントリーを検討しましょう。
新しく自然素材の家を建てるなら、省エネ基準に適合した暮らしやすい家が良いですよね。そこで、一定の住宅性能(ZEHレベル(※)・耐震等級3)を持ちつつ、自然素材を使った家を建てられる会社に着目。
一定の住宅性能を担保したうえで“もっとも優先したいこと”を形にでき、家族との健やかな暮らしを叶えるおすすめの工務店・ハウスメーカーを3社紹介します。
※このメディアでは、エアコンや床暖房などの電気使用量を抑えられる気密性と断熱性を兼ね備えた家を「ZEHレベル」の家と定義しています。